継ぎ目を金で仕上げた金継ぎの器
金継ぎ · 作り手 Junko

これは修復ではない。構成だ。

器を、意図をもって断つ。そして金で組み直す。かつて一つの器だったものが、意味を帯びた一本の線になります。食卓の真ん中に置かれ、会話の起点になるための作品です。

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傷を隠さない美学

継ぎ目こそが、見どころです。

金継ぎは、割れた器を漆で接ぎ、継ぎ目を金で仕上げる日本の伝統です。割れを隠しません。むしろ、しるしとして残します。ひびの入った器を捨てる文化がある一方で、この国は割れ目を貴金属で描き、堂々と見せてきました。その器が歩んできた時間こそが価値であり、傷そのものが美しさになります。

Junkoが用いるのは本漆です。漆の木から採れる本物の漆で、多くのキットに使われる合成塗料ではありません。数週間かけてゆっくりと硬化し、時とともに強く、深くなっていきます。

そしてJunkoは、この伝統を美術へと昇華させます。古典的な金継ぎは、器が割れるのを待ち、偶然が決めた形を直します。Junkoは待ちません。器を選び、意図をもって断ち、金を置く前に線を構成します。割れはもはや、癒すべき偶然ではありません。下すべき決断です。修繕の技が、一つの表現へと高められます。救われた器ではなく、生み出される作品です。

金の継ぎ目の接写
制作の舞台裏

四つの決断が、一つの器になる。

01 — 器を選ぶ

選ぶ

すべては、選ばれた器から始まります。偶然割れた器ではなく、その形、その釉薬、線をどう受け止めるかで選び抜いた一つ。何になりたい器なのかを決める。これが最初の創作行為です。

02 — 意図をもって断つ

割れを決める

器を、意図をもって切り離します。古典的な金継ぎが偶然の形を受け入れるのに対し、Junkoは割れ目を自らの手で描きます。構成が求める場所に、割れを置く。修復がデザインに変わる瞬間です。

03 — 漆を重ねる

本漆で接ぐ

断った器を本漆で接ぎ直します。漆を、根気強く層で重ねていく。一層ごとに硬化を待たなければ、次は置けません。近道はありません。完成品の強さは、この遅く目に見えない工程で築かれます。制作に2〜4ヶ月を要する理由です。

04 — 金と螺鈿

線が姿を現す

継ぎ目を金で仕上げ、構成が求めれば螺鈿(らでん)を施します。光で表情を変える貝の内側を、線に埋め込む。ここで、意味を帯びた線が姿を現します。傷を、貴いもので描く。

金継ぎの作り手 Junko 作り手
Junko · 金継ぎ

本漆だけで仕事をする、金継ぎの作り手。

金継ぎは本来、壊れた器を直し、食卓に戻すための修繕の技として生まれました。Junkoはそれを、美術へと昇華させます。彼女の仕事では、漆より先に表現が始まります。器を選ぶこと。どこで断つかを決めること。切断そのものが、そのあとに置かれる金と同じだけ、構成の一部です。使うのは本漆だけ。数週間かけてゆっくり硬化する本物の漆で、合成の代用品は使いません。そして、器にとどまりません。器のかたちを離れ、新しい素材や表現への挑戦を続けています。

ご依頼について

お手元に届くもの。

¥200,000〜¥500,000+
参考価格 ¥200,000〜¥500,000+(多くはおよそ¥300,000)・ 約2〜4ヶ月 ・ 送料込み

一点に、2〜4ヶ月かかります。その大半は、層で重ねる漆の硬化です。急げない、遅く目に見えない工程が、器を強くします。そしてどれも、繰り返せません。器は一度だけ選ばれ、一度だけ断たれ、一度だけ構成されます。二つ目はありません。

価格には、目的も込められています。Takumi Collectiveは、作り手が技術で生きていけるようにあります。この仕事をする手が、これからも続けられるように。作品を依頼するとき、あなたは一人の作り手の数ヶ月分の集中と、その集中に未来がある世界に対して支払っています。

デザイン相談(Private Design Consultation)— ¥50,000。制作は、無料のお申し込みから始まります。響き合えば、有料のデザイン相談へご案内します。相談料は、制作にお進みの場合、作品代金に全額充当されます。受注制作品につき、相談実施前は全額返金/相談実施後は返金不可(コンセプトシートはお渡し)/制作開始後はキャンセル不可となります。詳細は返金ポリシーをご覧ください。
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よくあるご質問

金継ぎ FAQ

関税や輸入税はかかりますか?
お住まいの国によります。輸入税・関税は現地の税関が定めるもので、購入者のご負担となります。当方は正確な内容で申告し、税関に必要な書類をご用意できます。
どのくらいの期間がかかりますか?
2〜4ヶ月です。漆は層ごとに硬化し、それぞれに時間が要ります。デザイン相談の際に、確定見積をご承認いただく前に、期間の見通しをお伝えします。
相談だけをお願いすることもできますか?
はい。デザイン相談は60〜90分のオンライン相談で、コンセプトシートと詳細見積をお渡しします。制作に進まないと決められた場合も、コンセプトシートはお手元に残ります。お進みの場合、相談料は作品代金に全額充当され、別途の追加費用ではありません。
キャンセルしたい場合は?
デザイン相談の実施前であれば、相談料を全額返金いたします(決済手数料を除きます)。相談の実施後は返金いたしかねますが、コンセプトシート・デザイン提案はお手元に残ります。制作開始後のキャンセルはお受けできません。万一、輸送中に破損があった場合は、到着から7日以内にご連絡ください。無償で修復または再制作いたします。
食器として使えますか?
はい。本漆を使用しているため、完全に硬化した後は食器としてお使いいただけます。お取り扱いは漆器と同じです。やさしく手洗いし、食洗機や電子レンジのご使用はお避けください。

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